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実物資産

実物資産とは、資産自体に形などがあり、実際に存在しているもので、なおかつその物の存在自体に資産的な価値があるものの事を指し、具体的には、金、プラチナ、美術品、骨とう品などがこうした物に挙げられます。

これに対して、金銭などによる預貯金や、株券や債券などの有価証券、外貨での貯金などは金融資産と呼ばれ、その物自体に価値はなく、その物自体の資産の価値を国や機関が保証しているものになり、また、特許権や著作権などのアイデアや考えなどの知的財産は、実体がない事から無体財産と呼ばれています。

実物資産の面白い所は、その資産その物に価値があるという部分にあります。
例えば様々な国などで発行されている通貨は、その通貨の価値をその発行している国が定めています。また、株券であれば、株式に則ってその株券を発行した企業が、その価値を保障しています。

こうしたことから、万が一その企業が倒産したり、国が破たんした場合などは、その株券の価値が一瞬にしてなくなってしまったり、通貨の価値が大幅に変動してしまうこともあるのです。

これに対して実物資産は、資産その物に価値がるために、こうした影響を受ける事がなく、常に価値があり続けるという特徴があるのです。
特に、通貨の価値が大幅に下がり、それによって商品などの価格が大きく上昇してしまうインフレ状態などでは、例えば今まで100円で買えていたものが120円、150円とより大きな額を出さなくては買えなくなってしまいます。

こうした場合には、預貯金などをしている金銭は同じようにその価値が下がってしまいますが、例えばプラチナなどの実物資産で、資産を保有していればこうした経済状況に陥ってもその影響を受ける事はなく、変化していく経済状況に対しても、常に一定の資産としての価値を持ち続けることができるのです。

また、先ほどのように実物資産は、その物に価値があるために絶大な信用力を持っています。
例えば、資産運用などで投資を行う際には、例えば株券や債券などを購入するために、それを発行する企業などの信用力が判断基準になりますが、その信用力がそのもの自体の価値にあるために、どんな状況に陥っても常に信用は失われません。

こうしたことから、実物資産は経済状況が不安定になった際には、資産の回避先として好まれて選ばれる傾向があるのです。

このように、非常に不況に有効な実物資産ですが、投資という事を考えた場合にはデメリットもあり、例えば有価証券のように現金に戻すことがむずかしく、資産の流動性は低いために、様々な場面に対応することができません。

また実物資産は、配当金や利子のような利益を生み出すことがありませんので、資産を増やすことにはつながらないという事もデメリットになるでしょう。
こうした場合には、同じ実物資産でも、土地や建物のような不動産を持つと、例えば家賃収入などによって利益を得ることも可能になります。